エージーエーは別名男性型脱毛症で男性への関連が強い症状です。
よって、この脱毛症が原因で薄毛になる男性が殆どと言われていますが、しかし早期の対策をすることによって改善ができる可能性も十分にあるのです。
ですから薄毛には注意し、症状がある時には速やかにセルフケアなり治療なりを受けて対策をすることが必要と言えるでしょう。そして薄毛を早期に見極めるためにもセルフチェックをしてみることが大切です。

 

セルフチェックのやり方としては、まず生え際や頭頂部あるいは双方から同時に薄くなっていないかどうかです。エージーエーには薄毛のなり方のパターンがあり、おでこがM字型に薄くなる、あるいはつむじ辺りの地肌が目立ってくるといった症状が出ることがあります。ただし進行具合には個人差がありますので顕著に分かりやすい症状の場合もあれば、自覚が持てないくらいの軽度の症状の場合もあるのです。気付いた時にはすでに症状が進行していることもありますので、日ごろから髪への意識を持つように心がけることが大切です。
抜け毛が以前にも増して増えたと感じられる時にも注意した方が良いでしょう。ブラシを通した時やシャンプーをした時、そして睡眠から目覚めた際に枕に抜け毛が多く付着しているなどした場合は脱毛が進行している可能性があります。抜け毛の本数には個人差があるものの、目安としては1日100本以上も抜けるようになった時には要注意です。それだけの量が抜けるようになったということは発毛サイクルが乱れてしまっている可能性が高く、その調子で抜け毛が発生することで薄毛が促進していきます。なお抜け毛を確認してみて明らかに細く弱々しいような状態ならより危険性が高まります。本来なら抜け毛の場合でも丈夫でピンとハリのある状態ですが、弱くなっている場合は発毛サイクルが乱れて正常に髪の毛が育っていない証明であり、早急に適切な対策が求められると言えるでしょう。両親や祖父母に薄毛の人がいる場合も危険性があります。薄毛体質は遺伝してしまいますので、家族に薄毛の人がいると自らも影響を受ける可能性が高く将来的に危ないと言えます。ただし、薄毛は必ずしも遺伝するわけではありません。思春期以降に薄くなり出した時にも発症の可能性が疑われます。男性ホルモンが活性化すると症状が進行していくのが特徴でもありますので、早い人ですと10代の後半から薄毛の症状が確認できることがあるのです。決して中年以降だけに発症する脱毛症というわけでもありませんから、若いからと油断はできない症状です。

エージーエーが発症しているかどうかは以上のようなチェック項目で確認することができます。もし症状がある場合は適切な対策が必要ですが、注意したいのが自宅でのセルフケアだけでは改善させることは難しいことです。髪のためにはシャンプーや育毛剤で頭皮ケアをしたり、バランスの良い食事を心がけるなどの工夫も必要なものの、しかしながら強力に進行する脱毛症のために改善まではできない可能性が高いと言えます。確実な対策をするためには病院での適切な治療を行うことが大切です。回復をさせるための治療薬や専門の施術が用意されていますので、より効果的な対策が行えます。そして重要なのが早期治療を心がけることであり、いかに症状が軽い内に対策をするかが肝心です。薄毛期間が長くなってしまうと毛根細胞も弱くなりますので治療を行っても回復率が低くなりますし、完全な元通りにすることは難しくなってしまいます。しかし毛根細胞が元気な内から治療を行うようにすれば改善できる可能性は大きく高まりますから、薄毛の症状が確認できた際には放置をしないことが大切と言えます。